猫の悪性リンパ腫(がん)とは?

人間の悪性リンパ腫(がん)と同じように、猫にもその病気が存在します。

リンパ組織は全身に存在しており、その組織ががん化した状態のことを指します。
呼び名としては、リンパ肉腫とも呼ばれています。

猫の悪性リンパ腫の発生率は10万匹あたり41.6~200匹と高めです。
ちなみに犬は6~30匹となっています。

飼い猫が病気になった時の参考として、どのような症状があるのか
また治療方法をご紹介します。

猫

悪性リンパ腫の原因は4つあります。

  • ウイルス感染

猫の悪性リンパ腫は猫白血病ウイルスが関わっています。
このウイルスが体内にある猫が発症する確率はウイルスが無い猫の62倍です。
また、猫エイズウイルス感染症も悪性リンパ腫の要因になっており、
発症率を6倍に高めるという報告が上がっています。

  • 受動喫煙

研究によると、二次喫煙をしなければいけない環境にある猫は
悪性リンパ腫の発症率が高まっているとの報告があります。
また、マズルの長さが犬よりも猫の方が短い為、鼻腔での洗浄効果が低いことから、
受動喫煙が原因による悪性リンパ腫のリスクが高まっています。

  • ヘリコバクター菌

研究によると、腸管内にあるヘリコバクター菌が
リンパ肉腫の原因として関連性があるという報告があります。
因果関係はいまだ性格ではありませんが、研究課程において発表されています。

  • 磁場

電線から発せられる磁場の強さが犬猫にどのような影響をもたらすかという調査報告によると、
犬の悪性リンパ腫の発症に影響を及ぼしている可能性が示唆されています。

確実に犬や猫の悪性リンパ腫を引き起こすとの断定はできませんが
少なからず、原因として磁場があげられています。

悪性リンパ腫になると、急激に体重減少や食欲不振、嘔吐、下痢、貧血、呼吸困難などを起こします。
猫の体調が悪いと思ったら即病院へ駆け込むようにしましょう。

悪性リンパ腫の主な治療方法は化学療法、薬物療法、放射線療法、感染予防です。

特に化学療法がメインとなりますが、実際化学療法に反応して症状が緩和された猫の
平均生存期間は7か月と余命が短いことが事実です。

また、化学療法での緩和が難しい猫の場合は平均2.5か月、
無反応の場合は1.5か月の生存期間という報告があります。

一番予防としてふさわしいのは猫エイズウイルス感染からの予防に努めることです。
こうした要因から可愛い猫をなるべく遠ざけて、病気から守りましょう。